彫刻科
彫刻科
Sculpture
鎌倉大船校
昼間部 月〜土 9:00〜16:00
夜間部|特進コース 月〜土 17:30〜20:30
自分の可能性を
最大限に広げよう!!
彫刻は常に現実と地続きです。この世界にひとつの彫像を、実物を作り上げること、新しい可能性を創造すること。彫刻科は、リアルを強調します。なにかをリアルに再現することのリアルではなく、常にライブ(現前)であることを本質とします。そのことから、彫刻はこの場所、この出会い、この時間、わたしたちが向き合うことから彫刻は立ち現れます。立体造形の基礎技術を学ぶことは、将来、様々な素材に触れるなかで様々な利点があります。石材、木材、金属、土、VRや3Dプリンターまでも。世界はいまも常に変化し続けています。そして彫刻もまた、揺れ動き続けるでしょう。
湘南美術学院 彫刻科では、
造る楽しさを体感し、
彫刻の見方を学ぶ
じっくりと作品に向かう意味では学年や経験は関係ありません!ショナビ彫刻科の学年を超えて立体が好きな生徒が集まる空間は、とても活気のある環境です。立体に興味がある人は、まずトライしてみよう!
彫刻科の出発点は、
いつもシンプル。
体験と発見、驚きと可能性に
満ち溢れている!!
一つでも心当たりがある!
そんなあなたは、もしかして彫刻科が
向いているかもしれません。
石彫・木彫・金属・テラコッタ・ミクストメディア様々です。
ショナビの彫刻科では
どのようなことを
するのでしょうか?
彫刻科は、まず構造(対象がどのような成り立ちなのか)から出発します。
作られたもの(彫刻像や対象)がどのように作られたのか(仕組み)を理解し、学ぶことから始まります。なぜか。将来大きな彫刻を作っている時、うっかりするとせっかく作った作品が倒れてしまうからです。構造を把握する能力は、彫刻を立ち上げることであり、作品としての自立を目指すことにあります。彫刻科受験でまず必要とされる第一スキルは、装飾的な外見ではなく、徹底的に内側に向いています。常識レベルでの構造感を養うことを目指します。
これは一例ですが、ものの成り立ちを理解することは、作品のリアリティの向上にも繋がることでしょう。
次に彫刻科の課題では、人の手によって作られた彫刻像、生きた動物、人工物、自然物、様々な対象を観察し、描く、作る行為を通して対象に限りなく近づこうとします。
ゼロからの出発ではなく、対象がそこに実在する事実から始めて、感覚を頼りに対象の再現をします(限りなく同一に)。光の変化によって印象が左右されやすい彫刻の制作は、かつてボードレールが彫刻論で題材にしたようにうつろいやすいものかもしれません。習得の難しいスキルこそ、会得できた時の喜びは大きいでしょう。何か一つのことに集中して、技術を会得することの重要性。
(音程を合わせて歌う、正確にパスをだす、初めて自転車に乗れた時の感動!)
そして自分自身が何か違うものに変わっていくこと、変わることの楽しさ。彫刻のみならず、感覚に関わる全ての技能者が実践していることに、近いかもしれません。時代に流されず、じっくりと自分と向き合う時間を彫刻科では提供します。