湘南美術学院 アドミッション・ポリシー
(入学者受入方針)

「湘南美術学院」は「有限会社金沢アトリエ」が運営しています。

前身である「金沢アトリエ」(1969年創業)は、個人のアトリエから出発し、芸大・美大受験を目指した高校生たちが学ぶようになりました。1984年に法人化した際に「有限会社金沢アトリエ」として社名に残し、拠点である鎌倉市から神奈川全県に発展することを意識して、横浜に並ぶエリア名を冠し、「湘南美術学院」の看板を掲げました。

芸大・美大進学のための傾向と対策に終始することなく、寺子屋のような塾然たることを信条に、これまで多くの芸大生・美大生を輩出してきました。大学合格を目指して技術力向上を目指すのはもちろんですが、将来、美術やデザインの世界で活躍するための人間力を育むことも大切に考えています。企業理念「美術は世界を変えられる」の体現のために、実技力向上のための指導に加え、様々なイベントを通じて、社会で通用する美術人育成に注力しています。

複雑な問題を抱えた現代社会においては、あらゆる場面で新しい発想や解決策が求められます。常に新しい方法を目指して進んできた美術の世界を学ぶことは、答えが1つに定まっていない問題と向き合っていると言えます。 これまでもこれからも、世界を変えうる美術人育成によって、湘南美術学院は社会に寄与していきたいと考えています。


湘南美術学院は 「美術は世界を変えられる」と信じ、以下、3つの指導目標を掲げます。

1. 成長志向

多くの複雑な問題を抱えた現代社会に生きる者として、育ってきた自分の文化背景同様に他者の文化にも敬意を持ち、周囲への感謝を忘れず、好奇心を持ち、自分自身の強みと弱みを自覚し、技術力や人間力の向上を求め、主体的に学ぶ姿勢を育む。

2.探求力

自らの関心事を深く掘り進めると同時に、未知の領域にも興味を向け、他者への理解を深め、多様化する価値観を受け入れながら、個性や独創性を追求し、美術や美術で学んだことを通じて、より良い未来を切り拓いていく姿勢を育む。

3.価値創出

新しい価値の創出のために、先人や過去からの学びを大切にし、新しい情報や技術を得るために研究を重ね、自ら問題や課題を発見し、自身の作品として発表することに加え、言語によって他者からの共感を得られることを目指す姿勢を育む。

美術やデザインを学ぶことに情熱を持ち、美術人としての素養を高め修学に専念する意欲のある方のご入学をお待ちしています。