
湘南美術学院の前身である金沢アトリエの彫刻科立ち上げに携っていただいた彫刻家 西村盛雄さんが、神奈川県立近代美術館 葉山での展覧会にご出品されます。
現在はドイツを拠点に活動されている西村さんの作品をご覧いただける貴重な機会です。ぜひ足をお運びください。
【ご案内】
西村盛雄 出品「たそかれ、かはたれ―現代美術における“翳”」
日時:2026年9月12日(土)~11月15日(日)9:30~17:00 ※月曜休館(9月21日、10月12日を除く) ※入館は16:30まで
場所:神奈川県立近代美術館 葉山(展示室3b、4)
入館料:神奈川県立近代美術館HPをご参照ください。
企画概要
「たそかれ(黄昏)」そして「かはたれ(彼は誰)」は、光と闇の境がゆるやかに溶け合い、ものの輪郭が揺らぐ時間帯を指す古語です。そうしたものごとがうつろう際の〈翳(かげ)〉の気配に着目し、20世紀美術に見られる不確かな像や感覚を辿ります。柚木沙弥郎(ゆのき・さみろう/1922–2024)の古布によるコラージュ作品《夜の絵》、光のはざまに佇む岡崎和郎(おかざき・かずお/1930–2022)の《HISASHI》、杉本博司(すぎもと・ひろし/1948–)や森山大道(もりやま・だいどう/1938–)の写真に刻まれた光と影。近年収蔵した作品も多く含めて、さまざまなあわいに立ち現れる表現を紹介します。
出品作家
ジャン・アルプ(1886–1966)/岡崎和郎(1930–2022)/杉本博司(1948–)/ズビニェク・セカル(1923–1998)/高松次郎(1936–1998)/中谷ミチコ(1981–)/西村盛雄(1960–)/森山大道(1938–)/柚木沙弥郎(1922–2024)/ゲルハルト・リヒター(1932–)/トーマス・ルフ(1958–)
展覧会のみどころ
1.多彩な分野で表現された光や時間のうつろいを体験する
本展覧会名に付した、人々の輪郭が曖昧/明確になる黄昏時と彼誰時。ここでは、光と闇、記憶、主体と客体など様々なものや事象が曖昧/明瞭になる/なった瞬間を表現している作品を展示します。ぜひ同時開催の企画展「銅版画家・駒井哲郎 掌上にひろがる星座のように」の豊かかつ詩的な版画表現とあわせてお楽しみください。
2.近年収蔵された作品を多数初公開
野崎道雄氏から寄贈されたトーマス・ルフや杉本博司の写真作品、柚木沙弥郎から遺贈されたチェコの彫刻家ズビニェク・セカルのブロンズ作品、そして岡崎和郎の《HISASHI》など、近年当館に収蔵された作品を初公開します。
神奈川県立近代美術館HPより引用