79 (※公開後トル)女子美術大学
共創デザイン学科 過去問題

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2025年度入試概要(前年度データ)

配点 
A日程英語100点・国語100点+伝達表現300点計500点
B日程伝達表現100点+面接200点計300点
共テⅠ方式国語200点・英語200点+伝達表現300点計700点
2025

学科試験(A日程のみ)
⚫︎英語:英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、論理・表現Ⅰ(50分)
⚫︎国語:現代の国語、言語文化(古典を含む)(50分)

一般選抜 実技試験
A日程
⚫︎伝達表現(2時間)
問題
グローバル化が進む社会において、社会全体の活性化や幸福度向上のために、多様な属性を持つ人々と共生することが必要不可欠となっています。しかし、社会生活の中では依然として共生社会の実現を遠ざけるような動きも存在します。共生社会の妨げとなる具体的な問題点を一つ挙げ、自分らしくオリジナリティのある解決アイディアを、解答用紙1〜3に図・イラスト・キーワード・文章など自由に表現しなさい。
[参考]
共生社会とは、障がいの有無や年齢・性別・国籍など、多様な属性を持つ人々が、互いを尊重し、誰もがその個性や能力を発揮して活躍・参加・貢献できる社会である。しかし私たちの周りには、差別や偏見、自国の利益を優先した思考、特定の団体に対して侮辱的な言動を行うヘイトスピーチなどが存在している。また、インターネットによる情報の氾濫や、人々の感情に訴えかけるフェイクニュースの拡散は、異なる文化や価値観を持つ人々への理解を妨げ、無意識のうちに排斥的な態度を助長する可能性も高めている。
※注意
1.解答は別紙解答用紙に記入すること。(裏面使用不可)
2.カラーペン・色鉛筆は使用可(色数自由)
3.問題用紙右下および解答用紙の裏面右下に受験番号を記入し、氏名は記入しないこと。
4.白い薄紙2枚は下描き用とし、右下に受験番号を記入すること。下描き用紙は、試験終了後に回収するが、採点対象とはしない。
5.問題用紙を持ち帰ってはならない。

B日程
⚫︎伝達表現(2時間)
問題
2024年11月現在、厚生労働省の発表によると、日本の出生数は70万人を下回る見通しとなっており、出生数は1970年代の209万人から年々減少傾向にあります。原因としては家族観の変化、社会的な不安、経済的な問題、晩婚化の影響など複数の要因が挙げられています。子供を産み育てやすい社会を作るためには、どのような仕組みがあったら良いと思いますか。具体的な問題点を一つ挙げ、自分らしくオリジナリティのあるアイディアを、解答用紙1〜3に図・イラスト・キーワード・文章など自由に用いて表現しなさい。
[参考]
経済協力開発機構(OECD)の調査によると、加盟国における女性の無子化は増加傾向にあるものの、特に1975年生まれの日本の女性においてはその割合が28%と、調査対象となった26ヶ国中で最も高いことが明らかになった。政府は、保育所の整備や児童手当の拡充、男性の育児休業取得促進など、子育て支援策を講じているが、出生数の低下に歯止めをかけるには至っていない。
[出典・参照]
1.厚生労働省:令和5年度 人口動態計の概況
2.日本総研:Research Eye 少子化シリーズNo.11 2024.6.13
3.経済協力開発機構:Society Glance 2024-Country Notes 2024.6.20
※注意
1.解答は別紙解答用紙に記入すること。(裏面使用不可)
2.カラーペン・色鉛筆は使用可(色数自由)
3.問題用紙右下および解答用紙の裏面右下に受験番号を記入し、氏名は記入しないこと。
4.白い薄紙2枚は下描き用とし、右下に受験番号を記入すること。下描き用紙は、試験終了後に回収するが、採点対象とはしない。
5.問題用紙を持ち帰ってはならない。

⚫︎面接
2024

学科試験(A日程のみ)
⚫︎英語:コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ、英語表現Ⅰ(50分)
⚫︎国語:国語総合(漢文を除く)(50分)

一般選抜 実技試験
A日程
⚫︎伝達表現(2時間)
問題
SDGsの目標5はジェンダー平等の実現です。女性及び女児に対する差別を撤廃するために、解答用紙の1から3について、図・イラスト・キーワード・文章など自由に用いて、あなたらしい解決アイディアを表現しなさい。

[参考]
今の社会では男性の役割・女性の役割など、個人ではなく性別によって働き方や生き方が決められてしまうことがある。生物学的な性別ではなく、社会的・文化的な性差のことを「ジェンダー」と呼ぶ。ジェンダーの格差をあらわす「ジェンダーギャップ指数2023」では、日本の総合スコアは146ヵ国中125位と、過去最低を記録した。具体的には、女性議員や女性管理職の比率の低さ、男女の賃金格差が目立っている。また、大学や大学院への進学率でも男女差がある。労働には対価として収入が発生する収入労働と、収入が発生しない無償労働がある。女性はコミュニティの中での連携や、家事・育児といった無償労働を担ってきた歴史がある。資本主義の視点から見ると、このような労働を担う女性は賃金を支払わなくて良い労働力であり、社会的地位が低い。例えば日本の年金受給額は現役時代の賃金が多いほど増加するため、男女の賃金格差や無償労働は年金受給額の面でも格差としてあらわれる。令和3年度の、6歳未満の子供がいる共働き家庭の家事にかける時間調査によれば、男性が一日あたり1時間55分に対して、女性は6時間33分となっている。日本では男性だけでなく女性も、家事や育児を女性の仕事とみなしやすい傾向がある。
出典
1.内閣府男女共同参画局冊子 みんなで目指す!SDGs×ジェンダー平等
2.川崎賢子・中村陽一「アンペイド・ワークとは何か」藤原書店 2000年
3.世界経済フォーラム「グローバル・ジェンダー・ギャップ報告書 2023」
4.朝日新聞社発行 2030SDGsで変える
5.総務省統計局 我が国における家事関連時間の男女差

※注意
1.解答は別紙解答用紙に記入すること。(裏面使用不可)
2.カラーペン・色鉛筆は使用可(色数自由)
3.問題用紙右下および解答用紙の裏面右下に受験番号を記入し、氏名は記入しないこと。
4.白い薄紙2枚は下描き用とし、右下に受験番号を記入すること。下描き用紙は、試験終了後に回収するが、採点対象とはしない。
5.問題用紙を持ち帰ってはならない。

B日程
⚫︎伝達表現(2時間)
問題
SDGsの目標11は「住み続けられるまちづくりを」です。より良いまちづくりにつながるコミュニティを作るために、解答用紙の1から3について、図・イラスト・キーワード・文章など自由に用いて、あなたらしい解決アイディアを表現しなさい。

[参考]
都市は経済や文化など多くの物事の中心である一方、人口や環境の問題、インフラ設備の老朽化など多くの課題を抱えている。その地域に住む人々が安全で住みやすく、誇りを持てるようにするために、一人ひとりがまちづくりに参加できる仕組みを作り、持続可能な都市を作ることが求められている。地域のコミュニティは住民による地域づくりの基礎となる単位であり、地域への愛着醸成や災害対応力向上など様々な存在意義がある。しかし、家族の形の変化や価値観の多様化・プライバシー意識の高まりなどにより、地域における人と人との関わりは希薄化している。このような問題は虐待や孤食、孤独死などの問題にも繋がっている。またひとり親の貧困率は50%におよび、子供の貧困率も7人に1人と高い。日本人は自己責任意識が強く、人との繋がり方が課題である。一方、子供食堂の増加やPTA活動を軸にした地域のコミュニティ形成活動も散見されるようになってきた。
※実用日本語表現辞典
コミュニティとは、共通の目的や興味、地域などによって結びついた人々の集まりを指す言葉である。この集まりは、情報の共有、相互支援、意見交換などを通じて、その目的や興味を深め、また地域の絆を強化する役割を果たしている。地域コミュニティは、特定の地域に住む人々が形成する集まりで、地域の問題解決や地域活性化に寄与する。
[出典・参照]
1.内閣府 共同参画冊子 2019.2
2.朝日新聞 2030 SDGsで変える 2022年版
3.国土交通省 地域を支える人づくり 共助社会づくり

※注意
1.解答は別紙解答用紙に記入すること。(裏面使用不可)
2.カラーペン・色鉛筆は使用可(色数自由)
3.問題用紙右下および解答用紙の裏面右下に受験番号を記入し、氏名は記入しないこと。
4.白い薄紙2枚は下描き用とし、右下に受験番号を記入すること。下描き用紙は、試験終了後に回収するが、採点対象とはしない。
5.問題用紙を持ち帰ってはならない。

⚫︎面接
2023

学科試験(A日程のみ)
⚫︎英語:コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ、英語表現Ⅰ(50分)
⚫︎国語:国語総合(漢文を除く)(50分)

一般選抜 実技試験
A日程
⚫︎伝達表現(2時間)
問題
使い捨てプラスチックごみを減らすため、以下1から3について所定の 用紙に図・イラスト・キーワード・文章など自由に用いて、表現しなさい。
1.自分の生活の中でできる行動
2.1をより楽しくするためのアイディア
3.2を達成することによって実現する生活
[参考]
近年、プラスチックごみの及ぼす影響が注目されてます。
海を漂うビニール袋やペットボトルキャップを海洋生物や海鳥が餌と間 違えて食べることにより引き起こされる種の減少や、マイクロプラスチッ クが食物連鎖に与える影響など、生態系を脅かしていることが明らかに なっています。 各国がプラスチック製品の規制に取り組む中、日本はプラスチック資源 循環法を定めました。日本の企業も使い捨てプラスチック削減に向け た取り組みを始めていますが、2018年に発表された環境省資料によれ ば、2015年に調査された各国の1人あたりのプラスチック容器包装廃棄 量から、日本の人口1人あたりのプラスチック容器包装の廃棄量が、米 国に次いで多かったことがわかっています。 使い捨てストローやスプーンなどは紙や木の製品へ代替が進んでいま すが、未だにプラスチック製品を望む人も多く、私達の意識改革にはもう少し時間がかかりそうです。
出典
H30.環境省 「海洋プラスチック問題について」P.2
R4.環境省 プラスチック資源循環法
R1.環境省 環境再生・資源循環局「プラスチックを取り巻く国内外の状況」P.4
※注意
1.解答は別紙解答用紙に記入すること。(裏面使用不可)
2.カラーペン・色鉛筆は使用可(色数自由)

B日程
⚫︎伝達表現(2時間) 
問題
衣料ごみを減らすため、以下1から3について所定の用紙に図・イラスト・キーワード・文章など自由に用いて、表現しなさい。
1.自分の生活の中でできる行動
2.1をより楽しくするためのアイディア
3.2を達成することによって実現する生活
[参考]
近年、ゴミを減らすために、リユース、リサイクルの動きが活発になって います。身近な取り組みとしては衣類のリサイクル活動が挙げられますが、国内におけるアパレル供給数は増加する一方で、衣服一枚あたりの価格は年々安くなり、経済規模は縮小気味です。傾向としては 大量生産・大量消費が拡大しているとも言え、衣服のライフサイクルの 短期化による大量廃棄への流れが懸念されます。2020年の日本の衣 料廃棄物は年間50万トンを超えたと推計されてます。排出される衣料 廃棄物の行方は繊維クズとしてウエスや半毛綿の原料になる、中古衣 料品としてリユースされる、焼却埋め立ての3パターンになります。リユースについてはほとんどが海外に輸出されてきましたが、消費されな かった大量の服は輸出先で焼却され、新たな環境汚染となり問題になっています。 リサイクルという言葉を使って、私たちは無駄な消費活動を正当化して いるかもしれません。
出典
環境省 大臣官房総合政策課HP
国民生活センター 2021年4月号【No.104】冊子P.18 衣料廃棄物について考える
NHK国際ニュースナビ 着られなくなった衣服の末路とは
※注意
1.解答は別紙解答用紙に記入すること。(裏面使用不可)
2.カラーペン・色鉛筆は使用可(色数自由)

⚫︎面接