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2025年度入試概要(前年度データ)
| 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 一次合格者数 | 最終合格者数 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 15 | 80 | 77 | – | 15 | 5.1 |
| 大学入学共通テスト配点 | ||
|---|---|---|
| 必須科目: | 国語、外国語、数学(「数Ⅰ,数A」「数Ⅱ,数B,数C」) 地歴(1科目)、理科(「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目) | 各200点 各100点 |
| 合計800点 | ||
2025
学科試験 大学入試共通テスト
必須:国語、外国語、地歴、数学(「数Ⅰ,数A」「数Ⅱ,数B,数C」)、理科(「物理」「化学」「生物」「地学」から選択)(5教科6科目)
| 実技試験 |
|---|
| ⚫︎空間構成(3時間) 試験時間 9:00~12:00 [問題] 下図に示すXY平面上に一辺の長さがaの正方形がある。この正方形をY軸を中心に回転させてできるものを立体Aとする。この立体AをXY平面で2つに分割し、Z軸の正の側を立体A1、負の側を立体A2とする。 立体A1をZ軸を中心に90度回転させ、立体A2と再び一体化したものを立体Bとする。なお、この立体Bが平面上を滑らずに転がるとき、立体Bの表面はすべてその平面と接する。 ![]() [設問1] 立体Bの三面図を解答欄1に描きなさい。 立体Bが平滑な平面を滑らずに転がった軌跡(平面に接する形の輪郭線)を解答欄2に描きなさい。 [設問2] 立体Bと同じ表面積となる直方体Cを解答欄3にスケッチで示しなさい。解答欄には表面積の計算と直方体の各辺の長さを明記すること。表面積が同じであれば直方体のプロポーションは自由に設定して良い。 [設問3] 立体A1、立体B、直方体Cを以下の<条件>に従い、ひとつの空間に創造的に配置し、描画用B3判画紙に描写しなさい。 <条件> ①選んだ立体のうち1つは透明な素材とし、それ以外はそれぞれ異なる不透明な素材として描くこと。 ②少なくとも1つの立体は地面に接地していること。 ③描写にあたっては陰影を表現すること。なお、陰影は平行光線によるものとし、その向きは各自が自由に設定してよい。 ④描画用B3判画紙は縦横使い自由とし、鉛筆で描くこと。 [配布品] 1.問題用紙 ・・・1枚 2.解答用紙 ・[設問1]・[設問2]解答用紙 ・・・1枚 ・[設問3]描画用B3判画紙 ・・・1枚 3.その他 ・草案用紙(A3判) ・・・2枚 ・ゴミ入れ用ビニル袋 ・・・1袋 [注意] ・使用できる持参用具は、募集要項に記載されたもの「鉛筆(描画用)、消しゴム、三角定規(30cm程度一組)、カッターナイフ、はさみ」に限る。 ・配布品は持ち帰ってはならない。 ⚫︎総合表現(7時間15分) 試験時間 9:00~17:00 (昼食時間の制作は不可) [問題] 高低差10mほどの崖が、南北に長く続いている。東側から崖を見上げると、高さ5mほどの地点に湧水が滲み出て、そこから下の崖表面を濡らしている。この水を溜めて、崖の上下から人々が集う水場を構想しなさい。ここは自然環境から人々を保護し、光や風を呼び込み、水の恵みを礼賛する場である。 水場には、「水盤」と「経路」と「居場所」が求められている。 「水盤」は水を溜めるところで、その周長は20m以上あり、人々が水に近づくことができる。 「経路」は人々が急な崖の上下を行き来できるように設ける。 「居場所」には、「水盤」に集う人々が程よい距離を持って滞在することができる。 崖地を含む地盤は削る・掘る・盛ることができる。 また、棒状の材料と、2種類の平面的な材料をもちいることもできる。それらは数人で運ぶことができ、数は十分に用意されており、適切に継げば、長い棒・大きな面として使うこともできる。 構想した水場を、以下の2つの方法によって表現しなさい。なお、この問題はあなたの観察力、分析力、構想力、創造力、表現力を考査するものであり、正解を求めるものではない。 [表現方法1] 文章・スケッチ・図等をもちいて、A3判用紙に構想した水場の全体像と特徴を表現しなさい。配布した造形スタディ素材のうち、スポンジは崖及び地盤に、竹ひごは棒状の材料に、ケント紙・薄紙は平面的な材料に見立てることとする。これらの素材の特性をよく観察し、構想に活かすこと。なお、これらの素材はスタディ用のものであり、必ずしも全体像を表現することを求めるものではない。 [表現方法2] [表現方法1]の構想をもとにして、水場の豊かな情景を想像しなさい。B2判画紙を自由に2分割し、「居場所」に集う人々の視点、及び遠方から水場を望む視点から描きなさい。 [配布品] 1. 問題用紙 …1枚 2. 解答用紙 …1枚 ・[表現方法1] A3判用紙 …1枚 ・[表現方法2] B2判画紙 …1枚 3. 造形スタディ素材 ・スポンジ…10個 ・ケント紙…2枚 ・薄紙…3枚 ・竹ひご…5本 ・台紙用ボール紙…1枚 4. その他 ・草案用A3判普通紙 …3枚 ・両面テープ…1巻 ・接着剤…1本 ・マスキングテープ …1巻 ・カッターマット …1枚 ・スティール定規…1本 ・ゴミ入れ用ビニル袋 …1枚 ・画鋲 …2個 [注意] ・使用できる持参用具は、募集要項に記載されたもの「鉛筆(描画用)、色鉛筆(描画用)、消しゴム、三角定規(30cm程度一組)、カッターナイフ、はさみ」に限る。 ・配布品は持ち帰ってはならない。 |
2024
学科試験 大学入試共通テスト
必須:国語、外国語、地歴、数学(数学Ⅰ・数学A、数学Ⅱ・数学B)、理科(物理・化学・生物・地学から選択)(5教科6科目)
| 実技試験 |
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| ⚫︎空間構成(3時間) 試験時間 9:00〜12:00 [問題] 図1、図2に示したように、1辺の長さが a の密実な立方体12個を積み重ねて作った直方体A (2a×2a×3a) と、1辺の長さが b の密実な立方体8個を積み重ねて作った直方体B (2b×2b×2b) がある。 ![]() 直方体Aと直方体Bに対して、それぞれ以下の操作を行うこととする。 操作①:直方体Aを、3点PQRを通る平面で切断する。 操作②:直方体Bを、直線STを軸とし、直線TUを回転してできる面で切断する。 以上を踏まえて、設問1〜3に答えなさい。 [設問1] 直方体Aを構成する1辺の長さが a の立方体のなかには、操作①によって2つに分割されるものがある。そのような立方体の個数を m とする。 (1) m の値を答えなさい。 (2) 2つに分割された m 個全ての立方体について、下記の解答例に倣い、解答用紙に印刷された立方体に切断面を描きなさい。 なお、解答用紙には12個の立方体が描かれているが、必要な分 (m個) だけ用いること。描く立方体の順番は自由とする。 また、各立方体の切断面は、図1と同じ方向から見たものとして描くこと。 解答例) ![]() [設問2] 直方体Bを構成する1辺の長さが b の立方体のなかには、操作②によって2つに分割されるものがある。 そのような立方体の個数を n とする。 (1) n の値を答えなさい。 (2) 2つに分割された n 個全ての立方体について、[設問1](2)の解答例に倣い、解答用紙に印刷された立方体に切断面を描きなさい。 なお、解答用紙には8個の立方体が描かれているが、必要な分(n個)だけ用いること。 また、各立方体の切断面は、図2と同じ方向から見たものとして描くこと。 [設問3] [設問1](2)で描いたm個の立方体と、[設問2](2)で描いたn個の立方体のなかから、それぞれ1つの立方体を選びなさい。 そのうえで、選んだ2つの立方体をそれぞれ切断面で切り離し、合計4つの立体を以下の<条件>に従い、ひとつの空間に創造的に配置し、描画用B3判画紙に描写しなさい。 <条件> ①4つの立体が描画用B3判画紙の中に収まるように描写すること。 ② a と b の値は、自由に設定すること。 ③選んだ2つの立方体の切断面の形状の違いを分析したうえで、4つの立体のうち、少なくとも2つは切断面が見えるように配置すること。 ④選んだ2つの立方体のうち、1つは透明な素材とし、もう1つは不透明な素材として描くこと。 ⑤4つの立体のうち、少なくとも1つの立体は地面に接地していること。 ⑥描写にあたっては陰影を表現すること。なお、陰影は平行光線によるものとし、その向きは各自が自由に設定してよい。 ⑦[設問3]描画用B3判画紙は縦横使い自由とし、鉛筆で描くこと。 [配布品] 1.問題用紙 ・・・1枚 2.解答用紙 a.[設問1]・[設問2]解答用紙 ・・・1枚 b.[設問3]描画用B3判画紙 ・・・1枚 3.その他 a.草案用紙(A3判) ・・・2枚 b.ゴミ入れ用ビニル袋 ・・・1袋 [注意] ・使用できる持参用具は、募集要項に記載されたもの「鉛筆(描画用)、消しゴム、三角定規(30cm程度一組)、カッターナイフ、はさみ」に限る。 ・配布品は持ち帰ってはならない。 ⚫︎総合表現(7時間15分) 試験時間 9:00〜17:00 (昼食時間の制作は不可) [問題] 木と瓦の都市、鉄やコンクリートとガラスの都市、石の都市、日干しレンガの都市・・・、世界にはさまざまな都市がある。人それぞれに個性があるように、人々が住む建物にも、人々が集まって暮らすまちなみや都市にもさまざまな個性がある。それらは風土や気候と無関係ではない。都市は風景の一部であり、風景はまた都市の個性で特徴づけられている。 いくつかの個性的な都市では塔に出会うことがある。塔が建てられた背景はさまざまだが、塔が都市の個性に大きな影響を及ぼしていることは確かだ。そのような都市では、塔と都市と人とそれらを包み込む風景は、ひとつづきのものと言えよう。 私が訪れたある町では、見上げるような高い塔を建てることが人々の羨望の的だった。町出身で、都(みやこ)でてがらを立てようとする者は町一番の塔を建てることをめざしたのだ。しかし狭い街区の中、敷地は限られているためピラミッドのような底面の大きなものは建てられず、手に入る資材の種類にも限りがある。それでも彼らは、強風や地震に耐える強度を有し、長きに渡りその子孫だけでなく町の誇りとなるような塔を競い合うように建てた。 以下は、ひとりの文学者によって記述されたその町のひとつの塔に関する文章である。 江戸川乱歩「押絵と旅する男」より引用の文章 (この部分は、著作権法上の理由から掲載することができません。本文は「東京芸術大学 入試過去問題」をご参照ください。) [配布品] 1. 問題用紙 …1枚 2. 解答用紙 …1枚 3. [設問3] 描画用B2判画紙 …1枚 4. 造形スタディ用具 a. 紙粘土…1袋 b. ケント紙(A3判)…1枚 5. その他 a.草案用紙(A3判) …3枚 b.ゴミ入れ用ビニル袋 …1袋 c.画鋲 …2個 d.カッターマット …1枚 e.マスキングテープ …1巻 [注意] ・使用できる持参道具は、募集要項に記載されたもの「鉛筆(描画用)、色鉛筆(描画用)、消しゴム、三角定規(30cm程度一組)、カッターナイフ、はさみ」に限る。 ・配布品は持ち帰ってはならない。 この試験は、具体的な都市に関する記憶や知識にとどまらない、あなた自身の想像に基づいた総合的な表現力を考査するものであり、正解を求めるものではない。また、引用文における原作の国、都市、時代設定にとらわれる必要はない。 [設問1] 塔の様子を記述した[問題]の文章中の下線部に、あなたがイメージする語句を入れなさい。 A.__________ B.__________ C.__________ [設問2] その塔に文学者が強く惹かれたわけが記述されている以下の文章を、あなたのイメージに従って [設問1] のA・B・Cの語句を用いて完成させなさい。 外見は、__________(5行) 中に入ると、__________(5行) 頂上は、__________ (5行) [設問3] B2判画紙を自由に分割し、あなたがイメージするその塔について以下の4つの光景を描きなさい。用紙は縦横使い自由、着彩可とする。 ・町の外から眺めた町と塔の光景 ・近くから塔を見上げた時の光景 ・塔の内部の光景 ・「見晴らし」を背景とした塔の最上部の光景 |
2023
学科試験 大学入試共通テスト
必須:国語、地歴、数学(「数学Ⅰ・数学A」、「数学Ⅱ・数学B」)、外国語、理科(「物理」・「化学」・「生物」・「地学」から選択)(5教科6科目)
| 実技試験 |
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| ⚫︎空間構成(3時間) [問題] 下の図にある[面1]及び[面2]の2枚を用いて立体をつくるものとする。 下に示す図の実線は切り込み線、破線は折り線とする。 また、折り曲げる角度は必ず90°とすること。 [面1]を折り曲げて作った立体を[立体1]、[面2]を折り曲げて作った立体を[立体2]とする。 直径3aの球体を[立体3]とする。 なお、検討のため問題用紙、解答用紙、草案用紙等を切り抜くことは禁止する。 [設問1] 下記の【条件】に従い、点ABCDによって構成される台形の面積と、点EFGHによって構成される台形の面積を求めなさい。 また、[立体1]と[立体2]を組み合わせた形がよく分かる方向から立体的に図示しなさい。 【条件】 1.[立体1]の点B、D、Hと[立体2]の点B、D、Hはそれぞれ互いに接するようにして配置すること。 2.[立体1] と[立体2]は辺または点のみで接し、面は重ならないように配置すること。 ![]() [設問2] [立体1]、[立体2]、[立体3]を下記の【条件】に従い空間に創造的に配置し、描画用B3判画紙に描写しなさい。 なお、[立体1]、[立体2]の配置は[設問1]の条件にとらわれず自由に変えて良い。 【条件】 1.[立体3]の球体は必ず他の立体に2点以上で接していること。 2. 面の厚みは0.1aとして描写すること。 3.任意の一方向から平行光線があたっている状態で、立体と地面に落ちる陰影を描写すること。 4.描画用B3判画紙は縦横使い自由とし、鉛筆で描くこと。 [配布品] ①問題用紙 ・・・1枚 ②解答用紙 a[設問1]解答用紙 ・・・1枚 b[設問2]描画用B3判画紙 ・・・1枚 ③その他 a.草案用紙 ・・・2枚 b.ゴミ入れ用袋 ・・・1袋 [注意] ・使用できる持参用具は、募集要項に記載されたもの「鉛筆(描画用)、消しゴム、三角定規(30cm程度一組)、カッターナイフ、はさみ」に限る。 ・配布品は持ち帰ってはならない。 ⚫︎総合表現(7時間15分) 試験時間 9:00〜17:00 (昼食 12:00〜12:45) [設問2]〜[設問4]は配布した封筒内にあります。10:00の合図まで開封しないでください。なお、10:00以降も[設問1]の解答を続けても構いません。 [設問1] 人の手の多様な形態には様々な役割や働きがあると同時に、その形態から内部の仕組みや成り立ちを想像することもできる。また人と人とのコミュニケーションの手段として指でジェスチャーしたり、手と手で握手をしたりすることもある。 ここでは、そのようなあなたの手の形態や働き、意味を深く観察、分析した上で、そこから抽出した「手から連想するかたち」を10点、タイトルを添えて[設問1]解答用紙に描きなさい。 なお、ここでの「手から連想するかたち」とは、あなたの思考から導かれる表現を求めるものであり、写実的なデッサンを求めるものではない。 [配布品] ①問題用紙1 …1枚 ②解答用紙 a.[設問1] 解答用紙 …1枚 b.[設問2] 解答用B3判画紙 …1枚 c.[設問3] 解答用紙B2判画紙 …1枚 ③封筒 a.問題用紙2 …1枚 b.[設問4] 解答用紙 …1枚 ④造形スタディ用具 a.B3判ケント紙 …1枚 b.両面テープ …1巻 c.カッティングマット(A2判) …1枚 d.スティール定規(60cm、30cm) …各1本 ⑤その他 a.草案用紙 …3枚 b.ゴミ入れ用袋 …1袋 c.画鋲 …2個 [注意] ・使用できる持参道具は、募集要項に記載されたもの「鉛筆(描画用)、色鉛筆(描画用)、消しゴム、三角定規(30cm程度一組)、カッターナイフ、はさみ」に限る。 ・配布品は持ち帰ってはならない。 [設問2] [設問1]で描いた10点の「手から連想するかたち」を創造的に統合あるいは展開し、30人程度で同時に過ごすことができる広さを持ち、巡って歩くこともできる立体的な空間を構想しなさい。 「あなたが構想した空間」の全体像を[設問2]解答用B3判画紙に描写しなさい。(画紙の縦横使いは自由とする。) なお、[設問1]で描いた「手から連想するかたち」は全てを用いなくてもよく、構想に則して適宜改変しても構わない。 [設問3] [設問2]で表現した空間をその特徴が端的に感じられる場所に立つ1人の目から見たものとして、[設問3]解答用B2判画紙に描写しなさい。なお、画面内に人物を1人以上配置すること。 [設問4] [設問1]・[設問2]・[設問3]を振り返り、以下を文章および図を用いて[設問4]解答用紙に記述しなさい。 (1)[設問1]「手から連想するかたち」と[設問2]「あなたが構想した空間」との関係 (2)「あなたが構想した空間」の特徴や魅力 なお、この試験はあなたの観察、分析と構想、創造の関係についての総合的な表現力、説明力を考査するものであり、正解を求めるものではない。 また、草案用紙等は全て試験後に机の上に配置しておくこと。 |
2022
学科試験 大学入試共通テスト
必須:国語、地歴、数学(数学Ⅰ・数学A、数学Ⅱ・数学B)、外国語、理科(物理・化学・生物・地学から選択)(5教科6科目)
| 実技試験 |
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| ⚫︎空間構成(3時間) [問題] 3つの立体A・B・Cが存在している。立体Aは底面の半径が1、高さが2の直円すいで、立体Bは立体Aに内接する球である。立体Cは、展開図1を組み立てた立体と展開図2を組み立てた立体を面αを共有するようにして接続したものである(展開図1及び2を構成する三角形は全て正三角形で、四角形は全て正方形、展開図1と2の面αは合同。展開図1のrは立体Bの半径 rと同一)。これを踏まえて以下の設問に答えなさい。 ![]() [設問1] 以下の値を求めなさい。計算の過程を示すこと。 (1)立体Bの半径 r (2)立体Cの体積 [設問2] (3)立体Cの面βを地表面に置いた場合の三面図を鉛筆で描きなさい。 なお、三面図は、上面図1枚及び、解答用紙に記載されている矢印の方向から見た側面図2枚とする。 [設問3] 立体A・B・Cを下記の条件にしたがって一つの空間にバランス良く構成し、 [設問3]解答用B3判画紙に鉛筆で描写しなさい。なお、描写にあたっては、立体の形状の正確な表現に十分留意すること。 【条件】 1. 3つの立体が全て描かれていること。 2. 3つの立体の素材や材質は全て異なるものを想定すること。 3.立体Cは地表面に接していること(接する部分は自由に選択してよい)。 4.立体Aと立体Bは空中に浮遊してよいが、少なくともいずれか一方が立体Cに接していること。 5.描写にあたっては平行光線によって生じる陰影を表現すること。なお光線の向きは、立体の形状や素材・材質を適切に表現できるように設定すること。 6. [設問3]解答用B3判画紙は横使いとすること。 [配布品] ①問題用紙・・・1枚 ②[設問1、 2]解答用紙・・・1枚 ③[設問3]解答用B3判画紙・・・1枚 ④その他 a.草案用紙(A3判)・・・2枚 b.ゴミ入れ用ビニル袋・・・ 1袋 [注意] ・使用できる持参用具は、募集要項に記載ざれたもの「鉛筆(描画用)、消しゴム、三角定規(30cm程度一組)、カッターナイフ、はさみ」に限る。 ⚫︎総合表現(7時間15分) [問題] ここに、水に対する比重が2の水を通さない強固な素材が1000㎥ある(※1)。この素材を全て使い切り、水上に浮遊する構造物Xを構想せよ(※2)。 なお、この問題はあなたの構想力、創造力、表現力を考査するものであり、正解を求めるものではない。 このXが浮遊する領域には定期的に降雨があるため、雨水が溜まることによる沈没の懸念がある。そのため、仮に水平の底面と垂直の壁面でできた容器を想定した時、この容器内を毎時20cmの速度(※3)で水位上昇させる量の雨が5時間降り続いても、沈没しないことが求められている。こうした条件を満たしながらつくられたXが、陸地から離れたとある水域に存在するものとする。 このXへ上陸(※4)するツアー船の上から眺める彫刻的な佇まいや、上陸して散策する立体空間はどちらもたいヘん魅力的であり、1日に1度、5名しか乗船できないツアーはいつも予約で一杯だそうである。特に雨上がりの晴れ間にあたったツアー客たちは、上陸した際に目にする、溜まった雨水に反射した空やXがつくり出す光景を口々に賞賛し、この条件のとき、Xの美しさが最も際立つとされているそうである。 ※1 素材は自由に造形でき、強固だが、水圧に耐える必要のある個所では、厚さを50cm以上確保する必要がある。 ※2 浮力とは、「水に入れた物が押しのけた水の重さ」と同じ重さの物を持ち上げようとする力のこと。参考までに、鉄など、水より重い素材で作られた船が浮く原理のヒントを右に図示する。 ![]() ※3 水面上昇の速度は、容器の大きさによらない。また、雨は風の影響を受けずに垂直に降ることとする。一時的に溜まった水は次の雨までに全て蒸発すると考えてよい。 ※4 ツアー船の甲板(乗客が立っている面)は水面から2mの高さにある。ここからXに乗り移る (上陸する)経路を考慮すること。 [設問1] あなたが構想したXの概要を、[設問1]解答用A3判画紙1枚に、文章や図、スケッチ 等を用いて自由に解説せよ。 その際、以下の情報への言及を忘れないこと。 1.素材を使いきり、かつ降雨後にも浮力を確保していることを説明する情報 2.「雨上がりの光景」についての具体的な情報 3.[設問2]で選択した視点の位置を示す情報 [設問2] [設問2]解答用B2判画紙を任意の方法、比率で二分割し、1.ツアー船上から見たXの外観、2.Xに上陸して散策する者が見た光景を、それぞれ描写せよ。縦横自由。 [配布品] ①問題用紙…1枚 ②解答用紙 a.[設問1]解答用A3判画紙…1枚 b.[設問2]解答用B2判画紙…1枚 ③造形スタディ用具 a.B3判ケント紙…2枚 b.スティックのり…1本 c.両面テーブ…1巻 d.カッティングマット(A2判)…1枚 e.スティール定規(60cm、30cm)…各1本 f.紙粘土…1袋 g.タコ糸…1本 h.へら…1組 ④その他 a.草案用紙(A3判)…3枚 b.ゴミ入れ用ビニル袋…1袋 c.ウエットティッシュ…1袋 [注意] ・使用できる持参道具は、募集要項に記載された「鉛筆(描画用)、色鉛筆(描画用)、消ゴム.三角定規(30cm程度一組)、カッターナイフ、はさみ」に限る。 ・配布物は持ち帰ってはならない。 |






